目次
はじめに
海外の大学進学の際に、理解を深めておきたいのが「費用面」です。
みなさん、そこが非常にネックになっているのではないでしょうか。
そこで今回は海外進学の学費について徹底解説していきたいと思います!
海外進学の費用がわかりにくい理由
海外の大学の学費は0円〜800万超え/年間まで様々であること、そして住む地域により食費や居住費が異なり、給付型の奨学金も多いことから何が正解なのかたどり着きにくいのが事実です。
一方で日本の大学の私立の学費は100万弱〜200万と医学部のような特定の専門に特化した学部でない限りどの私立大学も海外大学に比べてばらつきが少ないように感じる方も多いのではないでしょうか。
日本の大学進学はどのくらいかかるの?
一人暮らしで私立通いだと4年間で下記の費用となるようです。
私立文系 | 969.6万 |
私立理系 | 1130万 |
※日本政策金融公庫「2020年度教育費負担の実態調査結果」参照
学費93万円程だが、初年度は施設費や入学金がかかり、約135万ほどかかることがわかります。※私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果についてより
リクルート運営のブログにも詳しく書かれているので日本の学費は参考にしてみてください。
海外の大学進学の費用はどのくらいかかるの?
株式会社ディスコが2021年4月に発行した「海外留学生のキャリア意識と就職活動状況」では正規留学生(海外進学生)227名の調査が行われました。そこでは、正規留学生の費用 の総額は平均 1,120.1 万円というデータが出ています。
留学経験者の学費
ハワイのコミカレ進学Aさん(2023年取材)
一学期70万くらいでした。年間150万くらいが学費ですかね。
ハワイ大学マノア校Bさん(2023年取材)
成績優秀者だったので授業料が半額一学期8000から9000ドルでした。
住居費には食事プランが含まれています。月$1400でした。
200万円〜340万円(130円ドル換算)が授業料ということになりますね。アメリカの大学は取る授業数によって値段が変わります。
カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校Cさん
学費は、年間500万以上でした。住居費は月約1000ドル(13万程)でした。
カリフォルニア州立大学は奨学金も出にくく、学費は年間500万以上かかるため、学費の安いコミュニティ・カレッジから3年次から編入するケースが多いようです。
実際の学費
正規留学生の費用の総額が高額な理由
日本で申請できる給付型の奨学金団体が沢山ありますが「超」がつくほどの名門大学を対象としていることがほとんどです。
では他の学生はどのように学費を抑えているのでしょうか。
給付型の奨学金を海外の大学からもらっています。一般的にアメリカでは私立は奨学金制度を持っている大学が多く負担を減らしやすいと言えるでしょう。ただ、例外も多く実際の声を聞くとなにかしら奨学金をもらっている人が多いようです。
奨学金の出やすい大学
私立の大学
- 奨学金がもらいにくいアメリカの大学
奨学金の出にくい大学
- 州立の大学
- コミュニティーカレッジ
実際の声
- 私のコミカレではエッセイが選ばれたらもらえます。
- 学部内で成績が高いと学期ごとに(20万)もらえた。
- 2年連続で住居費としての奨学金がもらえました。年間約50万程の奨学金がもらえています。
- 日本からの留学生なので、書類を出したら年間150万の奨学金が出ました。年間の学費400万と考えると大変ありがたいものでした。(州立)
- オレゴン州立大学はGPAによって奨学金も多くでます。
- スポーツでの進学なので80%の奨学金をもらいました。年間学費食費生活費を併せても100万ほどです。
- 現地学生と同じ学費になる制度に応募しました。4年制大学でも費用はコミカレと同じようになりました。
また、様々なブログにいろんなケースが出ているので是非リサーチを進めてみてください。
「アメリカ大学に年間50万円!留学生なのに現地のアメリカ人と同じ授業料で行く方法」
「学費が安めのアメリカ大学、穴場27校を厳選!一覧と各校の特徴をご紹介」
まとめ
海外の大学ではなにかしらの「給付型」を狙い奨学金をもらって進学している人が多いです。
日本で確定できる奨学金は少ないため、海外に行ってから成績などを取り奨学金のチャンスを掴みます。多種多様な学校があるため、まずは情報集めから始めましょう。
是非海外進学セミナーにも参加してみてください。