はじめに
こんにちは!
海外大学進学デルクイ講師のTAKAです。
コミュニティカレッジでGPA4.0(日本でいう全ての科目で5を取る)を取ることは難しいのかという質問をいただきましたので、早速回答していきたいと思います!
GPA4.0取る方法
正直に言いましょう!
「英語力」「学力」「根性・継続力」次第です!!
ご存じかもしれませんが、米国の大学は絶対評価で成績が付けられています。Aは90点以上、Bが80〜90点、Cは70〜80点とクラスによっても異なりますが、大体の成績基準はこのような感じです。
成績が付けられるシステム
成績は、MidtermとFinalの2回、小テストやクイズ、宿題・課題の提出、レポート、授業参加点などをまとめてつけられます。
アメリカではよくディスカッションが行われたりしますので、英語力にハンデがあったり、文化的な違いから自分の意見を主張することを苦手とする日本人にはここでの点数を取ることが難しいかと思います。なのでMidtermやFinal、クイズ、宿題で点数を稼いでAを狙うことが定石です。
コミカレ授業の難易度
コミュニティカレッジの授業は教養科目が主で内容は簡単なものが多いのですが、全てのクラスが英語での授業になります。必修であるEnglish 101・102(いわゆる国語)、哲学、歴史、経済学、社会学、生物や化学(実験つき)などで躓く人が多いようです。理由は明確で、レポートや試験で長文の英作文が書けないこと、英語オンリーの授業についていけないことなどが挙げられます。
逆に数学は世界共通なので、数学の教育レベルが高い日本人にとっては比較的簡単です。
私もコミカレに日本人の友人が一人だけいましたが、レポートだったりのライティングを添削してヘルプしてたりました。
Midtermやfinalはクラスで行うのでヘルプできませんでしたが。。。笑
私自身、計画的に課題とか終わらせるタイプなのであまり徹夜などしない方だったのですが、コミカレ最後のセメスターは7クラスくらい取ったので、テスト前は睡眠時間を削った記憶はあります。
エクストラクレジットは必ずやる
クラスにもよりますが、エクストラクレジット(extra credit)といって追加で成績の点数を稼ぐことができる課題をやることはマストです。今、全体で100点を維持していてもどこかでつまづいた時のバファーになります。私もエキストラクレジットのおかげでAが確定したクラスもありますし、テストに臨む時の精神安定剤的な効果もありました。
まとめ
結論として、コミュニティカレッジで留学生がGPA4.0を維持することは難しいですが、全然不可能ではないです。冒頭に言ったように、「英語力」「学力」「根性・継続力」が備わっていれば可能です。成績4.0を維持できれば4年制大学に編入する時の選択肢の幅はぐんと広がります。