目次
はじめに
そんな疑問を持っている人が多いのではないでしょうか?
リーディングは単語と文法だけ勉強していれば良いのでしょうか?
どうやったらリーディングが伸びるのかこの記事でお教えします!

自分はどのタイプ?リーディングで失敗してしまう癖がわかる診断チェック
タイプA ゴリゴリ和訳タイプ
単語一つ一つは知っているが、文になると読めない状態の方。一行ずつ訳しながら読んでいて時間がとてもかかります。また疑問文になると聞かれていることがわからない場合もあります。
以下に当てはまるか確認してみましょう
- 100wordsにつき、2分以上かかってしまう。
- 単語だけを拾って読んでいる感覚がある。
タイプB 単語覚えていないタイプ
単語がうるおぼえなため、なんとなく文章の雰囲気はつかめるけれどリーティングの内容を具体的に説明してくださいと言われても説明が難しい傾向にあります。
単語帳に触れているので難しい単語は知っているが基礎の単語を「しっかり」覚えていないという方も多くいます。
以下に当てはまるか確認してみましょう
- 1段落読み終えた後に大枠はわかるが具体例等の詳細に説明ができない。
- 何回も出てきているはずの単語でも「あれ、これなんだっけ?」と悩んでしまうことがある。また思い出すのに時間がかかる。
タイプC 一行読んだら忘れてしまうタイプ
次の行を読んだら前の行がわからなくなるという方。また段落が変わるとその前に読んでいた段落の意味がわからなくなる。
以下に当てはまるか確認してみましょう
- 1段落読み終えた後に大枠でさえも話がわからない。
- あたまになにも残っていない感じがする。
リーディング弱点克服アドバイス

私はリーディングが苦手でタイプB、タイプCどちらも当てはまる気がする。。

リーディングを得意科目に変えるために、まず適切なレベルの多読をする習慣づけをしよう!
弱点克服アドバイス1
多読の習慣づけを行う。
学習を改善したいという方はまず多読に挑戦しましょう。1日2000ワーズ読めるようにしてください。但し自分のレベルにあった題材選びが大切です。必ず読みやすい英語のレベルで多読に挑戦しましょう。短文の中学1年生レベルのものでもよいので、多読は易しめの難易度のものから。読み終わった後は必ず1回音読するようにしましょう。

タイプA,B,C問わず、多読で解消されることも沢山あるよ。
弱点克服アドバイス2
多読の習慣がついてきたら自分の一個レベルの上の内容に挑戦する時間を設けてみましょう。レベルの目安とすると100wordsにつき、2分以内で読めるレベルを使います。読み終わったらわからない単語がないか確認しましょう。しっかり覚えるところまでが学習です。
タイプ別アドバイス
タイプA ゴリゴリ和訳タイプ
文を前から読むことができるように、動詞に注目して読んでみましょう。
和訳を最初からやめるのは難しいことです。ですので、解決法としては動詞のあとに「なにを?」と自問自答しながら読むようにしましょう。
Italy has many world cultural heritage sites, so it will provide me with a great opportunity to enjoy cultural legacies.
という文章のなかで、
「イタリアは、沢山の文化の遺産の場所を持っている、そしてそれが私に素晴らしい機会を、、」と訳すと時間がかかります。
そこで、動詞の後で自問自答するようにするのです。
「Italy has なにを持っているんだ?,, あ、沢山の文化遺産の場所がイタリアにあるのか、
so..it will provide me..なにを提供してくれてるの?a great opportunity to..機会をくれるのか、どんな?enjoy cultural legacies..なるほどね、文化遺産を楽しめる機会がイタリアにはあるのね」
と上記のように自問自答しながら筆者の伝えたいことを理解するように努めてみましょう。
タイプB 単語覚えていないタイプ
Italy has many world cultural heritage sites, so it will provide me with a great opportunity to enjoy cultural legacies.
何個単語がわかるか上記の文章で確認してみましょう。
例えば、 opportunity は見たことあるけれど意味はわからない。
provide with がセットに見えないという方もいると思います。なんとなく見たことあるけれど意味や使い方がわからないという状態をへらすように意識するだけでもリーディングの力は伸びていきます。
タイプC 一行読んだら忘れてしまうタイプ
英語学習の上で文脈がつかめるようにならないと苦労するのはよくあることです。
文脈を掴むためのコツを抑えると読みやすくなることがあります。日本の学校では習うことが少ないのですが、文章の流れを捉えるためにTransitional wordsが欠かせません。
Transitional wordsを覚えながら話の流れを意識して読んでみましょう。下記で詳しく紹介します!
15分で伸びる!Transitional wordsを習得しよう
Transitional words(遷移語)は、文章内で異なるアイデア、考え、またはパラグラフをつなぐために使用される単語やフレーズのことです。
これらの語彙を使うと、文章の流れをスムーズにすることができます。読者はTransitional Wordsのあとにどんな情報が来るかを予測することができるので、Transitional Wordを覚えると話の流れを間違えずに理解しやすくなります。
単語や文法に焦点当てている伝統的な日本の英語教育を受けた学生は、Transitional wordsの重要性を学ぶ機会が得られていないのが現状です。
今日は読んで理解し、力をぐっと伸ばしましょう!15分時間を取って覚えてみてください!
情報を加えるときに出てくる言葉
In addition, Furthermore, Moreover, Additionally, Also, Secondly, etc.
- 例: I love going to the beach. In addition, I also enjoy hiking in the mountains.
似たものを表現したいときに使う言葉
Similarly, Likewise
- 例: My sister prefers tea, while I prefer coffee. Similarly, our brother likes hot chocolate.
比較を表現したいときに使う言葉
In comparison, On the other hand, In contrast, Unlike, etc
強調したいときに使う言葉
Indeed, Certainly, Truly, Without a doubt, Clearly, Obviously, etc.
- 例: The painting is indeed beautiful, but it is also quite expensive.
時系列、順番をつけて説明したいときに使う言葉
Firstly, Secondly, Then, Next, Afterwards, Meanwhile, Eventually, In the meantime, etc.
- 例: Firstly, I will explain the problem, and then I will propose a solution.
結論や結果を示したいときに使う言葉
Consequently, Therefore, Thus, As a result, Hence, Accordingly, etc.
- 例: The company experienced financial difficulties; consequently, it had to lay off some employees.
まとめ
いかがでしょうか。上記を知り、次になんの情報がくるか予測できるようになるだけで、文章の流れを追いやすくなります。文章の流れがわかるようになると解ける問題が増えるはずです。
沢山の単語や文法を覚えてきたけれど、読むのが苦痛。
これで海外の大学でやっていけるのだろうか。もっといい読み方はないですか?