世界1%の名門大学、ASUに入学できたシンプルな考え方

はじめに

デルクイ生になる人は特別な人なのでしょうか。最初からとても頭が良かったり、なにかにすごく秀でていたりするのでしょうか。

最近では、アメリカのトップ大学に入学を果たす日本人がSNSで状況をUPしたり、発信している状況を見て、アメリカは学力試験ではなく、課外活動なども含めた総合評価であることを知っている学生も増えてきたように感じます。

ハーバード大学やペンシルバニア大学といったいわゆるIvyリーグといったトップ校から合格をもらった学生の中には、数学オリンピックのファイナリスト、国際物理オリンピック金メダルなどなど、、、

輝かしい受賞歴を持っている人がいます。アカデミックでの受賞歴は大学にアピールするために大切な項目なのですが、その一方で賞とは無縁であったり、日本の大学受験でも難しいと感じるのに、数学や物理のオリンピックに出ているような人とは戦える気がしないという方がほとんどでしょう。

英語の勉強で精一杯なのに更に課外活動で成績を収めなければならないなんて、、とやはり天才にしか開かれない海外の道なのではないかと考えてしまっても不思議ではありません。

大学はアイビーリーグだけではない

アメリカの名門大学!というとアイビーリーグを想像する方が多いのですが、これは「東京大学、京都大学よりももっともっと世界的に評価を受けている大学群」と言っても過言ではありません。そんな大学に科学オリンピック出場の方や国際的な賞を受賞する人がいるのは不思議ではありませんね。

はじめから東京大学、京都大学に余力を残して合格できる人であればアイビーリーグを目指してもよいと思うのですが、

よくよく考えてみると「東京大学」以上でなければ大学ではない!と考えるのは不自然なことです。名前に馴染みがないだけで、アメリカでは日本の六大学よりも国際的評価が高く、優秀な学生が集まる大学は沢山あります。

アメリカは挑戦者に優しい国です。

もし憧れの大学に入る道が残されているのなら?、是非この記事を読んで諦めかけていたみなさんの一つのヒントになればと思っています。

  • 挑戦する勇気
  • アイビーリーグは学力だけではない
  • 優秀な学生の定義が違う

アリゾナ州立大学とは

アリゾナ州立大学は、アメリカ合衆国アリゾナ州にある公立総合大学で、略称はASUです。ASUは大学ランキングで上位に位置し、特にSTEM分野(科学、技術、工学、数学)においては全米でも有数の研究機関です。学生数は10万人を超え、多様性に富んだコミュニティがあります。世界大学のQSランキングでも219位(2023)で、早稲田(205位:2023)や慶応大学(197位:2023)

と同じ位のランクを誇る大学です。他の指標では、世界でトップ1%として認められたこともあり、優秀な大学であることがわかります。

そんなアリゾナ州立大学に入学した学生は、コミュニティ・カレッジ(アメリカの2年制大学)からの編入をする方法を選択しました。

確かにアイビーリーグのごくごく一部のトップオブトップ大学は編入を認めていないのですが、

UCLAやUCバークレー、アリゾナ州立大学などの沢山の名門校では編入が一般的な方法として認められています。日本ではマイナーな考え方なので編入と言われると「狭き門」なのでは?というイメージがあるのですが一般的な入学方法です。学費が抑えられるというメリットもあります。

  • ASUはアイビーリーグに肩を並べる
  • 世界ランキング上位

平均的な高校生でも名門大学に入るための考え方

デルクイ卒業生の例

ここである一人の学生を紹介します。

今年アリゾナ州立大学に入学したある学生は国内、国際的な受賞歴はありませんでした。

高校までは野球を一生懸命やっていた高校球児でした。甲子園にいく学校でもなかったが、野球を大学でも続けたいという想いがあり、日本の名門大学野球部に入るには実力も足りないため、総合的に将来を考え、アメリカの大学に進学しました。

2年制大学を卒業した後はアリゾナ州立大学へは学力のみで出願し、合格を得ます。

もちろんアメリカのカレッジでは優秀な成績を得ることを心がけ、2年間、様々なことを経験し充実した学生生活を過ごしたようです。

この学生には夢や目標があり、学業に真摯に向き合い、学生生活を楽しみ、クラスや部活に貢献をし過ごしてきた姿が評価されたのだと想います。

勉強と留学を真剣に向き合う姿勢

名門大学に入れた理由

なにか特別な強みがなければ優秀な大学に進学できないか、

答えはNOです。

ただアリゾナ州立大学は名門大学なので応募者全てを受け入れるわけではありません。

合格した学生は、「努力家」という言葉がぴったりな学生でした。

そしてその努力で人生を変えられることを強く信じ、実践し続けている学生です。

何に対しても一生懸命前向きに取り組む「努力家」で、国際オリンピック金メダル!等の受賞歴はないものの、世界に貢献できる人材として十分な素質をもっていたと言えます。

努力を継続できる力

名門大学に入る考え方

大切なのは、目立った功績ではありません。

大切なのは、あなたがどんな人間で、自分の人生に対しどれだけプロ意識があるかどうかではないでしょうか。

世界に貢献したいという熱意とともに努力し、挑戦を続ける学生をアメリカが受け入れないはずがありません。

肩書にとらわれず、周りのサポートも得ながら自分らしい人生を体現していくと

素敵な大学との縁が得られるはずです。

名門大学は学力だけを見ていない。その人がどのように挑戦できるかを見ている。