はじめに
Duolingo English Testはwebで全世界どこからでも受けられる英語力評価テストです。TOEFLやIELTSに比べ、価格が手頃で受験時間も短いのが特徴になります。
近年ではアメリカの大学中心にDuolingoテストをTOEFL・IELTSの代替テストとして認める大学が増えており、TOEFLとは異なり、学習者によって出題内容が変化します。その手軽さや採用大学が増えているところから受験者が増えているテストです。
Duolingoテストの4技能解説
Duolingoテストの4技能は
- Literacy 読んで書く能力
- Comprehension 聞いて読む能力
- Conversation 話して聞く能力
- Production 書いて話す能力
シンプルなReading/Listening/Speaking/Writingではないのが特徴です。
どんな能力を測っているか、下記Duolingo test公式サイトの動画でわかりやすく解説されています。動画を見てみましょう。
公式サイト→https://englishtest.duolingo.com/ja/scores
Duolingoで取りたい点数
- コミュニティーカレッジ 85点(75点‐95点を指定する大学が多く存在)
- ユニバーシティ 95点〜120点前後
世界の有名校として知られるUniversity of Washintonでは推奨点数 120 or higher(最低点105)と記載されています。
(#80 QS World University Rankings 2023)
Duolingoの点数は5点刻みになります。スコアは2年使えますので自らのいきたい大学より高い点数を目指すことが大切です。
スコアアップのコツ
スコアアップの方法としては、下記2つの強化を行うことが大切です。
- Comprehension 聞いて読む能力
- Production 書いて話す能力
2022年受験生のデータの分析です。
総合 | 85 | 85 | 85 |
literacy | 85 | 85 | 80 |
Comprehension | 95 | 100 | 95 |
Conversation | 75 | 75 | 70 |
Production | 60 | 50 | 50 |
合計 | 315 | 310 | 295 |
このデータを見ると皆等しくComprehensionが最も高く、Production が最も低い結果となっています。
Comprehensionの点数が85では、総合点85にたどり着くことは難しいです。また、Production が30になるとこちらも総合点の足を引っ張ることになります。
まとめ
まずできる対策としては、Comprehensionの点数を高めること、そしてProductionを少しでも多くとる練習を行っていきましょう。
Duolingoは無料模試試験を受験できます。高得点を出すためには試験に対する理解を深めることが大切です。研究を深め良い点数を取っていきましょう。