卒業生に聞いた、宇宙物理学でTOP5スクール入った考え方!

はじめに

今回はアメリカのトップの大学に入るための考え方、マインドセットを皆さんに共有したいと思います!特別に今回はデルクイ講師のTAKAさんにお話を聞いてきました!!

海外大学に進学するということは?

グローバル化が進んできて、海外大学進学という選択肢も日本では普及し始めていますね。留学という選択は人生において非常に大きな決断です。

ご存じの方はいらっしゃるかと思いますが、留学の費用はとても高いです。

みなさんには、留学をする前に必ず自分自身に「留学の目的は?」「なぜ留学をしたいの?」と問いていただきたいです。

それが語学目的なのであれば、語学学校で学べば良く海外大学に進学する必要はないのではないでしょうか。正規留学を選んだからには、何か打ち込めるものや目的を持っていくことが成功するための鍵かと思います。

宇宙物理学卒業TAKA先生にインタビュー

海外大学進学デルクイ講師のTAKA先生はアメリカのカリフォルニア大学サンタクルーズ校(UCSCと略されることが多いです)で宇宙物理学を専攻しました。UCSCは宇宙物理学においてアメリカTOP5に入る大学の一つです。

(ランキング参考サイト:https://authority.org/rankings/best-colleges-for-astrophysics

渡米までの経緯

TAKA先生は東京生まれ、東京育ちで高校卒業後、アメリカに渡米し大学卒業をされました。

インタビューアー

なぜ、アメリカの大学に留学しようと思ったのでしょうか?

TAKAさん

工学部を目指して日本の大学受験勉強を高2の冬くらいから始めたんですが、工学が勉強したいことかというと全然違ってただ理系だからって理由で選びました。

しかし、今後の人生を考えた時に、大学では自分の学びたいことを学ぼうと決めました。中学生の時から宇宙に興味があったので、宇宙を大学で勉強しようと思い、その分野において最先端を走っているアメリカの大学で学ぼうと思いました。学ぶからにはトップレベルで学びたかったんです。

インタビューアー

なるほど。大学では学びたいことを学ぼうと決めて、かつトップレベルの環境に身をおきたかったんですね。そうなると英語や勉強は元々かなりできたんですか?

TAKAさん

それが…英語は本当にできるのが挨拶くらいで、高校の成績もアヒルの大行進(成績2がほとんど)くらいひどかったです。

留学すると周りに言っても、「お前じゃ無理だろ」とか普通に言われてたくらいです。今、当時を振り返るとそう言われて当然だと思います笑 

勉強もできなかった人がアメリカで宇宙物理学を専攻するって言うんですもん。両親も最初は反対でしたが、最終的によく送り出してくれたと思います。

海外での生活

最初はサンフランシスコの語学学校で、英語力をつけるために10ヶ月通ったTAKA先生でしたが、全く英語ができなかった彼にとっては苦悩の日々でした。

しかし、大学の授業についていけるように英語を一生懸命に勉強し、語学学校卒業時には一番英語が伸びた生徒として表彰されるまでになりました。

ようやくスタートラインに立ち、まずはVentura Community Collegeというカリフォルニアにある2年制大学へ行き、4年制大学へ編入制度で入学することを目指しました。

まずトップ校を目指すには成績を取ることが最優先です。勉学以外にも大学の数学と物理のチューター(大学において学士課程の学生への学習助言や教授の補佐を行う者)として働き、現地学生にもちろん英語で教えていました。

インタビューアー

コミュニティカレッジで他人に英語で勉強を教えていけるレベルまで、語学学校卒業時点でなっていたということですか?

TAKAさん

答えはNoです。

もちろんある程度は話せるようになっていましたが、教えるにはまだまだでした。なぜチューターを選んだかというと、理数系は元々得意でしたし、なにより英語力をもっと伸ばすために話す機会を増やしたいという思いで選択しました。

もちろん仕事なので真剣に取り組みますし、なによりその環境に飛び込む勇気が必要でしたね。

コミュニティカレッジ卒業時には、GPA(成績)を3.93(Maxが4)を維持し、カリフォルニア大学サンタクルーズ校の宇宙物理学部へ編入入学を成し遂げました。

編入時には、UCSCから一万5千ドルの奨学金やコミュニティカレッジから5千ドルの奨学金も獲得しました。その後、UCSCでは「系外惑星」や「ハビタブルゾーン」の研究に没頭し、Bachelor of Science in Astrophysicsを取得し晴れて卒業しました。

編入の決め手

インタビューアー

UCSCはどのような学校でしたか?他の学校は選択肢としてなかったのでしょうか?

TAKAさん

UCSCはサンタクルーズという小さい町で雰囲気としては田舎に近かったです。私の好みになってしまうのですが、少し田舎のような場所が好きなんです。

東京生まれで高校卒業まで東京だったので、都会の生活より田舎の生活に憧れはありましたし、人混みがすごい苦手で笑 

校舎は丘の上の森が生い茂った中にあり、とても神秘的な雰囲気を醸し出していましたね。UCというだけあって施設はすごい整備されていましたし、生徒もコミュニティカレッジと違い、本気で勉学に取り組んでいる人が多かったのですごい刺激的でした。

TAKA先生からのメッセージ

インタビューアー

最後に留学を成功させるためのアドバイスはなんでしょうか?

TAKAさん

マインドセット(mindset)です。絶対やり遂げるという強い信念だと思います。私には「TOPスクールで宇宙物理学を学ぶ」という目標があり、それに向かって英語を習得するという過程がありました。

英語が目的で留学していなかったのが良かったのかなと思います。英語はあくまでツールでそれを活かすも活かさないも自分次第だなと。

今の仕事に宇宙物理学の知識は関係ないですが、物事の捉え方だったり、考え方は今でも活きていますし、デルクイで私の経験が活かせるのは教育者として何より嬉しいことです。

参考サイト: https://authority.org/rankings/best-colleges-for-astrophysics