みなさんは海外学校に出願する際に必要になる「パーソナルステイトメント」を知っていますか?
パーソナルステイトメントは大学入学審査をする人にあなた自身を知ってもらうためのエッセイです。このエッセイを通じて、成績やテストスコアだけでは伝えきれない、自分の本質や個性を表現します。
入学審査官は、学生の成績(成績表)、課外活動、SAT/ACTテストスコアなどを確認しますが、パーソナルステイトメントは、それらの数値だけでは見えない「自分らしさ」を伝える重要なものです。
実際に、エッセイの内容が合否を左右することもあるため、しっかりと準備することが必要です。
パーソナルステイトメントとは
主なトピック例
- 自分が情熱を持って取り組んでいる趣味や活動
- 世界観や人生観を変えた経験や出来事
- 直面した困難や挑戦、それをどう乗り越えたか
- 社会問題についての自分の考え方
- 教師やメンターから学んだ教訓や影響
これらのトピックを通じて、自分の価値観や成長を表現できます。エッセイは、単なる自己アピールではなく、あなたのストーリーを通して独自の視点を伝えるものです。
「Show, don’t tell」(語るのではなく想像させる)
自分の特性を直接伝えるのではなく、行動や経験を通じて示すことが大切です。
悪い例: 「私は勇気があり、自信があり、情熱的です。」
良い例: 「私は高所恐怖症ですが、自分に挑戦するために熱気球に乗る決心をしました。巨大なバルーンが火で膨らんでいくのを見ながら、小さなバスケットに足を踏み入れたとき、足の震え止まりませんでした。しかし、空中に浮かび上がった瞬間、恐怖が徐々に薄れ、目の前に広がる美しい景色に心を奪われました。その経験を通じて、自分自身を信じ、成長することができました。」
このように、具体的なエピソードを用いて、自分の特性を読み手に伝えることが重要です。
書く際のコツ
- 早めに書き始める:提出期限の数ヶ月前から準備を始め、カウンセラーやアカデミックアドバイザーに相談しながら内容を洗練させましょう。
- 何度も修正する:最初の下書きが完璧である必要はありません。何度も見直し、自分の思いを最も効果的に伝える方法を見つけましょう。
- 簡潔かつ具体的に:話が長くなりすぎないよう注意し、具体的なエピソードを使って自分を表現しましょう。
- 自分らしさを大切に:ありのままの自分を伝えることが最も重要です。飾ることなく、自分の本当の姿を表現しましょう。
最後に
パーソナルステートメントを書くことは、自分自身を言葉で表現することです。決まった正解はありませんが、自分らしさを伝える方法を見つけ、入学審査官に強い印象を与えましょう。
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